4. 本物の料理人 
 
 
「理(ことわり)を、料(はか)る」と、書いて「料理」ー。
 
技術と知恵、手間暇によって自然の恵みを美味しくし、
食べる人に気血滋養を与える。
 
そのために修練を積み重ね、
産地や生産者を訪れ、市場に出向き、書を読み漁り、
好敵手と競い、議論を交わす。

日々一途に食べ手を想い、寝る間を惜しんで準備を重ねる。
いざ本番では、命を擦り減らすような緊張の中での集中を同時並行で…。

その中でこそ練り上げられる専門性と人間性があります。
料理人はアスリートであり、アーティストであり、サイエンティスト。
何よりも、気高い自己犠牲精神がなければとても務めきれない聖職者とも言えます。
それ故、海外、特に欧米では、例えば消防士や軍人のように、
人々が尊敬し憧れる、名誉ある職業ことは日本であまり知られていません。
 
料理人のあるべき姿、そのDNAを受け継いだ職人が自然と集い、
安心して料理人であり続けられる。
失われた誇りを取り戻すレジスタンスのアジトにして、
食のプロフェッショナル達が日夜研究にいそしむ秘密のラボです。
 

 

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