News / Blog

2019-01-10 13:25:00

新年、あけましておめでとうございます。

テレビに出るより、実践躬行!

鯨を通じて、
身体の芯に響くような、
命を頂く歓びを感じて頂く為に、
今年は一層一層、研ぎ澄まします!

 

という事で新春一発目、初物が入荷です。
岩手ミンク鯨の無凍結本生超特選部位5連発に加え、
和歌山スジイルカ腹トロ。

幸先の良いスタートです。
是非ご来臨下さい。

IMG_0543.jpg

2018-12-29 12:29:00
申し訳ございません。
うっかり年末年始のスケジュールを公表しておりませんでした。
 
年末は本日29日(土)が最終日。
年始は1/4(金)が初日となります。
本日最終日ですが、テーブル席(4~6名)x1 空席、カウンタ2名席x1 先ほどキャンセルが出ました。鯨の食べ納めに是非お越しください。
 
本年もありがとうございました。
皆様に支えられ、今年も年末を迎えられました。
来年は一層よくします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
-----
 
朝から鯨にむしゃぶりつく倅。
先日無事元気(いっぱい過ぎる)に2歳になりました。
ちなみに、鯨以外ですと、猪、鹿、鴨、牧草牛(自然放牧)、ウナギの他、天然山菜や野草が好きです。もうなんか原始人みたいです(笑)
 
食べているのはミンク鯨の無凍結肉のしゃぶしゃぶ。
当店の守護神スーさんが群馬まで車を走らせ手に入れてくれた殿様葱(本物の下仁田葱)と共に。
 
さて、殿様葱。江戸時代には天皇家や有力諸大名からも欲しがられ『ネギ200本至急送れ、運送代はいくらかかってもよい』という趣旨の手紙が残されており「殿様が欲しがるほどの葱」と言う逸話が由緒となります。今でこそ全国で出回りますが、本来下仁田町馬山地区で栽培されたものが真物になるようです。是非、ご関心頂き、食文化を育んで頂ければ幸いです。


IMG_0352.JPG

 

 

IMG_0356.JPG

2018-12-28 16:35:00


12/26(水)NKH 19時&21時のニュースにて。
一番、お伝えしたかったところを、バシッと切り取って頂きました。

 

 

何故、鯨を獲ってたべるのか。

 

鯨を獲って、その恩恵に預かる営み。
何故、継承され、紡がれ、続けられてきたのか。
歴史では、どんな風に豊かにしてきたからなのか。
その結果、今現在、豊かになっているのか。

 

だからこそ、これから未来、
どんな自然との関わり合いを築き、
どんな地域社会、どんな日本、どんな世界との関係を、
つくりたいのか・できるのか・必要があるのか。
そして、何を次世代にバトンタッチしたいのか。

 

それを、今だからこそ、
遠い祖先の昔から、今に至るまでの長い歴史の間、
私たちを育んでくれた目の前の愛すべき海で実践する。
鯨に携わる我々が、率先して全力で取り組み、実現しなければならない。
その非常に大きな一歩。

 

2018-12-27 14:40:00
本日12/27(木)の朝日新聞に御掲載頂きました。
店主の悪っそうな顔の写真(笑)を含め、
ミスリードを招きやすい内容だったと思いますので補足させて頂きます。
 
様々な国の方々や、超有名ミュージシャンの方、
30代40代の一番いい世代皆様など、
たくさんの素晴らしい常連のお客様で支えていただいる事。

そして、そんな皆様に書いて頂いた、メッセージノートもお見せして
「鯨ってこんなに喜んでもらえるんですよ」を見せたようですが、
残念ながら、その部分は採用頂けませんでした。



① 「多くの人が魅力を感じていない」について
-------------------------------------------------------------------
 
これまで及び現状の、スーパーやチェーン居酒屋で扱われる
「鯨を食べる事(大規模に流通させる事)が目的の鯨肉、
つまり鯨のおいしさに感動してもらう事が目的ではない鯨肉」に、
多くの人が魅力を感じていないのではないか。
本当に魅力があれば、摂取量は増えているはず。
 
魅力の一つは美味しさ。
本来の鯨肉は、適切な処理や料理によって圧倒的な美味しさを発揮する。
流通と消費を優先する鯨肉だけでは、
真の美味しさを含め、本来の魅力を最大限に表現しきれない。
 
裾野を広げるという概念は、
山の頂上があって初めて成立する概念。
誰もが憧れる、例えば海外のグルメガイド本で星を取得したり、
国内外のセレブが必死に予約を取ろうとしても取れない、
そんな超人気店をつくったりした上で、
そのハードルがもっと低いバージョン、より日常的な物として意味を成す。

HIGH & LOW の相対性に価値がある戦略なのに、
トップオブトップが存在しないから、
せっかく鯨食品メーカーや外食産業が、
必死の努力で手を伸ばしやすい価格帯の商品を作るなどしても、
それが活きてこない。
 
また、トップオブトップがないと尊敬されない。
だから「食文化だ!」という主張にも説得力が生まれない。
敬意や信用のない人の話は聞いてもらえない。
文化は客観的に評価認識されてこそ文化。
このままでは「自称・食文化」になってしまう。



② 「何故、鯨を獲るのか、
  という疑問解消の準備をしてから決断すべきだった」について
-------------------------------------------------------------------
 
摂取量が増えない理由のもう一つの原因が
「何故、鯨を獲って食べるか」
という根本的な問いに対し、
まず国内の皆さんが応えられない、心の底では納得していない、
しっくり来ていない事だと思う。
食べたかったり、興味があったりしても、何か二の足を踏んでしまう。
どうにも外国の方々に反対ばかりされているのが頭に浮かんでしまう、
という人は少なくないと思う。
 
鯨肉を供給する側が、その問いに対する答えも含めて鯨肉を提供すべきだが、
そもそも掘り下げられていない、つまり、
「何故、鯨を獲ってたべるのか。そしてどんな未来を描き、
 次世代にバトンタッチしたいのか」
というヴィジョンを描けていないから、
生活者(消費者)とモチベーションを共有できない。
 
今回の脱退によって、その事に切り込む大きなチャンスだが、
一方で今の状況下、本来であれば、今年九月のブラジルIWC総会を経て、
今一度掘り下げて、
 まずは日本の国内に対してヴィジョンを打ち出していかなければ」
となったように思うので、さあ!今から気を取り直して!
というタイミングであったようにも思う。
基盤を固めてから脱退か、基盤を固めるためにも脱退か。
後者になるわけだが、かなり挑戦的。
果たして成し遂げられるか、不安がないと言えばウソになる。
絶対にどこかでエイヤ!でやらなくてはいけないことはわかってる。
やるぞ!と身が引き締まる思いと共に、
大きな理想の前にして押しつぶされそうな気持もある。
勿論、やる気満々に燃えていますが!
2018-12-26 18:48:00


テレビ東京様の、ワールドビジネスサテライトに登場させて頂きました。


掘り下げれば掘り下げるほど、
一言で終わらせることのできない本件、当店の店主であれば尚の事。


報道番組の極めて限られた時間枠の中に、
最も大切な一点を凝縮されるのは大変なご苦心だったかと存じます。



前日から番組デスクが直々にロケハンにご足労下さり、
当初予定の取材時間を拡大頂く御厚遇に只々感謝感激です。
WBSチームの皆様、本当にありがとうございました。


さて、今回もお話させて頂いた内容は、
前回の「報道st」と基本的には大きく変わりません。



が、報道st様の取材から5日間ほど毎晩独り、
開店から約4年の日々を振り返りながら、
じっくりこの問題に向き合い思索を巡らせた結果、
自身がこの問題を良い方向に向かわせる旗手の一人である(であろうとする)、
自覚と覚悟を改めて認識したようです。



鯨の問題の難しさの一つは、その専門性と閉鎖性の高さから、
関係する当事者でありつつ、ある種の自我や思い込みを捨て去り、
最大限に客観的・俯瞰的に分析(見たくない事も見て)し、
それを再びヴィジョン(主観)に還元しなければならないところにあります。
ややもすると主体性を失い 「批判は理屈は立派だが」 となりかねません。


当店主の場合、料理店の現場で日々忙殺される中で、
その反復をしなければならないのですが、
なかなかそう器用にできる事でもないようです。
(逆に、料理店という「リアル」があるからこそ出来る思索があるのですが)


見失いがちな決意や信念を、こうした機会によって再構築し、
変わっていく姿を目の当たりにすると、
今回の脱退は、何より、私たちにとって運命的だったのだなと思います。


以上を踏まえ、また長くなってしまいましたが、
ワールドビジネスサテライトの放送内容の補足です。
前回よりは読みやすいと思うのですが…


これからもどうぞご声援よろしくお願い申し上げます。


-----


キャプチャ画面のテロップに出ている通り、
「なぜ、鯨を獲って食べるのか」 が重要です。

この問いを、徹底して、極限まで追求し、究極の答えを出す。


例えば
- すごく美味しいから
- サスティナビリティ(≒自然との共生性)が高いから
- 地域社会を再生/再構築させたから
- 文化性がや教育性が高いから(日本人の死生観や自然観の基盤だから)


これらの答えを、
自分達の目の前の愛すべき豊かな海で、
誰もが納得し、感動せざるを得ない、
圧倒的なレベルで実践、客観的な評価を獲得する。


グルメガイドの星獲得、
グッドデザイン賞の地域づくりデザイン賞、
レイチェル・カーソン賞…


実績や成果がなければ、
誰も話は聞いてくれないからです。


そして先ずは、日本の皆様に愛してもらう。
海外の方には、最低限、尊敬してもらう。


自分達の海で、おごらず、つつましく鯨を獲って食べる営みには、
それらを可能にする、潜在的で強烈なパワーがある。

歴史的な実績、営みの積み重ねによる知恵と技術の体系がある。
何より、これまでずっと30年間、捕鯨に反対され続けてきたという財産がある。
「それでもなお」と、続けることは生半可な事ではない。
続けた人にしか見えない世界があり、だからこそ描ける未来がある。


それに確信を持てないのであれば、
ここから先は、鯨に関わるべきではないと思う。


今こそ、捕鯨や鯨肉に関わる業界の一人一人がもう一度立ち上がり、
これらの実践に向けて、全身全霊全力で取り組む時なのだと思います。


一人一人が本気で鯨を獲って食べるという営みに真摯に向き合い直し、
それぞれが本気で最大限のパフォーマンスを発揮すれば、
其々の分野間で良い連鎖が生まれ、包括的なモデルが構築できる。


それを信じる事ができる関係者でいくべき世界へのスタート地点、
IWC脱退を機に、鯨に真剣な人だけが残る時なのではないでしょうか。
それを突きつけ、問いかけられているのだと思います。


政策や、行政に対し、
今回も、過去も色々と批判がありますが、
我々民間も足りなかったと思う。


サッカーに例えれば、我々民間がフォワードで、
先ほど申し上げた実績=スコアを獲らなければならない。
その為に必要な法整備や海外との折衝を、
ディフェンダーの行政が担う(支援する)。
国会議員の方は、両方を俯瞰しながら、
大きな指針を打ち出すミッドフィルダーかもしれない。

政策や行政に、その全てを求めるのは欲張りだと思う。
フォワードが我武者羅になってハングリーに点を獲ろうとしなければ、
闘争には勝てない。


2020年のオリンピックを控え、今ほど良いタイミングはない。
今よりも一歩でも遅れたら、恐らくもう間に合わない。


捕鯨が続けられるか、続けられないか。
鯨が食べられる、食べられないか、ではない。

一番重要なことは、
過去の乱獲という過ちも踏まえ受け止めた我々こそが、
「鯨を獲って、その恩恵に感謝する営み」を通じ、
「どんな未来、どんな地域社会、日本、世界との関係を、
自然とのかかわりをつくりたいのか・できるのか・必要があるのか」
という志であり、ヴィジョンです。


その実践の結果によってのみ、鯨を獲って食べる営みは続くのだと思います。
ただとにかく続ける事で見える事、できる事もありますが、
今はその時期は過ぎたのではないでしょうか。


理想論と言われるだろうが、それでもやるしかない。
それしか道がない。大きな瀬戸際。

これは捕鯨だけの問題ではない。
日本の自然資源と接するあらゆる産業の在り方が、
捕鯨の問題を通じて問われている。

問題の根深い捕鯨でそれを打破、解決するからこそ意味がある。
日本に希望が生まれる。


今回の脱退は、そのための大切な一歩。
IWCという、たくさんの関係の中で埋没しながらではなく、
自分たちのホームに原点回帰する。
そこでしかできないことがある。

だから脱退に賛成です。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...