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2017-10-20 13:27:00

寒い日に鯨汁。
この滋味、昔の人がこぞって食べたのも頷けます。
サツマイモ、サトイモ、芋がら…沁みる。

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「江戸中で五六匹喰ふ十三日」

少し気が早いですが、年末の話。
江戸の町ではかつて、師走に鯨汁を食べる文化がありました。
町をあげての煤払い(大掃除)の後、疲れた体を癒すために食べたそうです。
上の川柳は、煤払いが行われる13日には鯨が5、6匹分食べられる(それくらい、賑わった)という様子を描いたもの。

「嫁は出て のうのうと喰う 鯨汁」

煤払いが終わると悪ふざけで胴上げをしたそうですが、これが老若男女お構いなし。特に若い女性は裾がめくれて「キャーキャー」なるわけであって、男衆は大喜び。女性陣はバカ騒ぎが収まるまで部屋に隠れているのですが、頃合いを見計らって出てきて鯨汁にむしゃぶりついていたそうです。まあ、確かにこの味、この身体の温まり方なら是非もなし。ご体験ください。