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2018-02-01 13:20:00

和歌山県 太地町からハナゴンドウ(別名 マツバゴンドウ)が入荷しています。
漁期中につき、完全無凍結本生。部位は腹筋。
コースのお客様には、同
じ腹筋でも、僅かにとれる希少部位も。


味わいは、見た目に反してあっさりめ。
スルメイカが大好物!という特性の影響でしょうか。
醤油はもちろん、塩とほんの少し黒七味と胡麻油も旨い。

和歌山の漁期も、もう僅か。
今期最終となる可能性もありますので、是非この機会にお越し下さい。




閑話休題。
雪の気配が強まっていますね。
こういう日には温かい料理がたまりません。

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風呂吹き大根の揚げ出し ~鯨と菜花
のあんかけ~ 

出汁を含ませた大根を揚げています。
鯨はザトウクジラの無凍結熟成生肉、菜花はもちろん房総産。

あたためた滋味深い日本酒と一緒に。
大根の甘味と、菜花のほろ苦さ、
鯨の旨味がじんわりと広がり続けます。

房総の野菜をふんだんに使う料理には、
久留里の上望陀 純米 (地元産 天日干し総の舞)
が当店の鉄板ですが、最近はこんなお酒も。


郷乃誉 生酛  純米大吟醸酒(地元産 亀ノ尾系コシヒカリ)
天穏 齋香 生
純米吟醸(地元産 佐香錦)
丹沢山 山廃純米火入 2011年度醸造(地元産 若水)
酉与右衛門 山廃純米 2013年度醸造(地家田 美山錦

 


昨晩はノルウェーの方がこうしたお酒と鯨を楽しんで下さいました。

「こういう料理とライスワイン(日本酒)の堪能の仕方をしたかった。
 日本に来てやっと、土地の薫りのする和食と、
 土地の薫りのする日本酒のマリアージュを体験できた。」

他にもヨーロッパや米国のお客様が時折お越し下さいますが、
皆さん一様に、同じようなニュアンスでお褒め下さいます。

国と文化が違う方と「食」という共通言語を通じ、
自分の哲学に共感して頂ける事、その喜びを分かち合えるのは本当に幸せです。
感謝を込めて、もっともっと頑張らなければ、と気持ちを新たにしました。


追記

「全面協力するからノルウェーにお店を移転しなよ!
 元首相や、現地の星付きレストランのトップシェフも友達だから紹介する。
 鯨がこんな風に食べられてるのを知ったら感激するよ!
 まずは大使館とつなぐよ!」

ずいぶんと喜んでいただき、こんなお申し出を下さいました。

ノルウェーは商業捕鯨を現在も続けています。
規制の大元であるIWC(国際捕鯨委員会)を自主脱退する硬派っぷり。

あの壮絶に寒い地で、濃厚な鯨汁をすすって、
しっかりスモークした鯨ベーコンを暖炉の焚火で焼いて、
日本酒の熱燗を呑んだら、きっとおいしいでしょうね。
(現地では、あるビール蔵さんが山廃を仕込んでいるそうです)