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2018-04-19 09:21:00

清明 虹始見(にじはじめてあらわる)

大人の週末 (講談社様)5月号に掲載いただきました。

前回の掲載はちょうど2年前、平成28年(2016年)の5月。

ずいぶん昔に感じるなぁ。

なんにしても光栄です。
楽しく豊かな夜を過ごして頂けるように、
これからも一歩一歩精進します。



それはさておき。
時化が少し収まったようで、千倉からお魚が入ってきました。 

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トップバッターは、ダルマイカ
正式名称は「ブドウイカ」または「ケンサキイカ」。
ただ、ダルマイカの標準和名を「ケンサキイカ」とする説と「ブドウイカ」だとする説。
あるいはダルマイカはケンサキイカの亜種だとする説。
ケンサキイカとダルマイカは同じ種類で小さいものをダルマイカと呼ぶという説。
色々と入り乱れているようです。知り合いに聞いてて、途中でわけわからんくなってきた。

なんにしても、DNA上は同じの様なのですが、
産地によって身体特徴が異なるようで、色々な名称で呼ばれている。
山陰の胴の短いイカをシロイカ、伊豆で漁れる細いイカをアカイカと呼ばれる傾向。

シロイカは有名ですね。
烏賊の王様が「アオリイカ」に対し、女王様が「シロイカ」。
そのシロイカ、房州の子たちは「あしが短くて太い、ぽっちゃり体型」でダルマイカと呼称するとか。


そう考えると、女王になる前、素朴であどけない子なのかも。
実際に基本は「甘味が強くおいしい、一口で ”高い” とわかる味わい」なのですが、
どこかホッとするというか、穏やかな里海感を感じさせます。





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つづいてアカヤガラ
通称フエフキとか、大砲魚とか。
1.1㎏のなかなかの型。

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頭、でかあっ!60cmくらいあります。
嘴(クチバシ)を落とした状態でこれだから、実際は1mくらいあるのでは。

ヤガラはこのサイズにならないと本来の美味しさが出てこない、との越川の言。
実際このサイズから市場でも値段が跳ね上がるようです。

味わいは「旨甘い」っていったらいいのでしょうか。
鮮度の良い弾力感の中に、一瞬舌に絡みつくのに、スッとキレの良い旨味。
ツンデレ?(笑)

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 最後にカンパチの活〆。

この子に関しては、
是非、身の表面の舌触り、つまり越川の包丁の技術を楽しんでほしい。

シルクの舌触り。
舌にのせた時「新品の鏡を舐めている」と感じました。


今回もアダルティでエロティックな味わいのラインナップ。
入荷量は、時化明けでちょっと少な目。
早い者勝ち!