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2018-07-14 03:26:00




写真は、今晩提供させて頂いたマンボウ(岩手県大槌町)のコワダ(小腸)の炭火焼き。

 

細い包丁を入れて。
良い醤油と、良い味醂を、ぺたぺた、何度も刷毛で塗りながら炭で香ばしく。

炭は、房総君津産 土窯半兵衛様より。
江戸時代伝来、土窯を用いた地元産の楢(なら)や馬手葉椎(まてばしい)の炭。

全席全員のお客様からご注文を頂戴し、本日分は完売。
明日もご用意ありますので、お楽しみに。


それにしても実に美味しい。
食感は、牛ミノの歯切れが良いバージョン。
旨味はもっと優しく、魚のそれ。
もちろん、まったく臭みやクセはありません。

初夏の静かな夜更け。
この一皿と、極上の日本酒が一合。
そして、愛する妻や恋人、心を許した親友が目の前にいれば、他に何も…
は、さすがに大袈裟かもしれませんが、
どの国に行ったって、この妙味は日本でしか味わえないよなぁ。

 

さて本題。
明日7/14(土)の第五回 土曜日限定Specialランチは、
このマンボウのコワダ(小腸)を用いたラグー(煮込み)膳です。

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このお知らせを書いているのは前日7/13(金)の深夜26:40。
花の金曜日の激戦後、静まり返った店でじっくり、コトコト。

もちろん、ただの煮込みではありません。
鯨の背脂と肉、地野菜でとったブイヨンで煮込んでいます。
明日の本番では、南房総三芳村の無農薬野菜のの素揚げと共に。

週末は暑さがひどいようですが、是非ご来訪ください。
「鯨とマンボウの小腸のラグー」なんて、
きっと世界中でここでしか食べることができないと思います。

栄養満点、食べるって幸せ!!

お楽しみに!!



―――

 

閑話休題

 

さてマンボウの小話。

初夏、黒潮に乗って北上してくるマンボウは三陸の風物詩。

マンボウ自体、人気なようですが、
この小腸(コワダ)には熱狂的なファンが。
それゆえ、身(肉)の倍以上の値段がつきます。
肉に比べ、一匹から取れる量は少量。市場では争奪戦が起きるとか。

ちなみに、マンボウの「マン」は「万(よろず)」を当てます。
なぜかというと、実はマンボウは大漁の予兆となる縁起魚。
マンボウが出現する潮目では、鰹が万本(マンボン)獲れる。
以って「マンボウ」それが語源とのこと。
それゆえ、今回の産地である岩手県大槌町では、
今でも「まんぼう様」と敬称で呼ばれているようです。


追伸
明日改めてお知らせしますが、
7/15(日)-7/17(火)まで連休を頂戴します。
鯨解体への見学参加に行って参ります。